ふとんのつゆき

布団をフローリングで使う場合に気をつける事

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Q:フローリングで使う布団、気を付けることは?

A:敷ふとんやマットレスをフローリングの上に直接敷いてお使いの場合は、外気との温度差と寝床内の水蒸気(汗)によって寝具の底面が結露しやすくなるため、カビが生えやすくなります。特に、布団を敷きっぱなしの万年床にすることはおやめください。

 

冬の寒い時期、窓ガラスに付着する水滴をイメージしてみてください。
あの水滴は、屋外と屋内の温度差と空気中の水蒸気によって起こる現象で「結露」です。

敷ふとんやマットレスをフローリングの上に直接敷いて使う場合にも、これと同じ現象が起こります。

人は寝ている間に『コップ1杯の汗をかく』といわれています。

寝ている間、人の体温と汗によって、寝床内は冬の屋内と同じような状況になりますので、敷ふとん・マットレスの底面には結露が発生します。敷ふとんやマットレスをフローリングの上に直接敷いて使っている場合、起きた時に敷ふとん・マットレスの底面がびしょびしょに濡れていて、驚いたことがある方も多いことでしょう。

敷ふとんやマットレスをフローリングの上に直接敷いて使う場合は、寝床内の水蒸気(汗)の逃げ場がないため、どうしても敷ふとんやマットレスの底面が結露してしまいます。そして、この結露は放置しておくと、布団にカビが生える原因になります。

安心して気持ちよく眠るためには、日頃から「結露対策をして、湿気を取り除く」ということが必要になります。

ご家庭で簡単にできる結露対策と湿気を取り除く方法をいくつかご紹介させていただきますので、普段の寝具のお手入れにプラスできることがありましたら、ご参考にしていただけますと幸いです。

 

★すのこマットや除湿マットを使う

敷ふとんやマットレスとフローリングの間に、すのこマットや除湿マットを敷いていただきますと、かなり結露が軽減できます。除湿マットは軽くて薄いシート状のものが多く、丸洗いができるタイプや、干し時が分かるセンサー付きタイプなど、種類が豊富で取扱いもしやすいため、是非おすすめです。

 

★布団カバーや敷きパッドを使用する

できるだけ布団カバーや敷きパッドをご使用ください。さらに吸水速乾(吸汗速乾)の素材のものをお選びいただきますと、より効果が期待できると思います。

また、肌に直接触れる布団カバーや敷きパッドは、カビが繁殖する養分となる皮脂や垢汚れが付着しやすいので、できるだけこまめにお洗濯されることをおすすめいたします。

 

★天日干しする

天気の良い日には、できるだけ敷ふとんは天日干しして乾燥させ、湿気を取り除いてください。干す時間帯は、午前10時~午後3時頃(湿度の低い時間帯)の間で約2~3時間程度を目安に、全面に日が当たるように両面を干してください。

ウレタン素材の敷ふとんやマットレスは、天日干しすると劣化する場合がありますので、直射日光の当たらない風通しの良い所で、W字型に立てるなどして、表裏をしっかり乾燥させるようにしてください。

 

★万年床にしない

室内外を問わず、布団干しが難しい場合も、布団を敷きっぱなしの万年床にするのだけはおやめください。敷ふとんやマットレスの底面が結露したまま放置しますと、カビが生える原因となり、体に悪影響がおよぶ場合がありますし、布団の寿命も縮めてしまいます。

できるだけ毎日、布団の上げ下ろしをしていただくことが望ましいですが、難しい場合は、起きたら掛布団はめくったまま、敷布団は底面が表になるよう二つ折りにしておくのが良いでしょう。見た目は少々お行儀悪いように思われるかもしれませんが、ある程度は布団の中にこもった湿気を自然乾燥させることができます。その際、寝室の扉も開けたままにしておくと空気が循環するのでより効果的です。

 

★「ふとんの除菌&消臭サービス」を利用する

それでもまだ布団の湿気が気になるようでしたら、是非一度「ふとんの除菌&消臭サービス」をご利用されてみてはいかがでしょうか。

 

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知っておきたい布団にカビが生える原因

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Q:布団にカビが生えることはあるの?

A:布団はカビが繁殖しやすい環境になりやすいため、何も対策をしていないとカビが生えることがあります。

 

毎日使う布団はカビが繁殖しやすい環境になりやすいため、布団にカビが生える原因を知っておくと、カビを生やさないようにする対策ができるので安心です。

カビが繁殖しやすいといわれる条件
 ①湿度60%以上
 ②気温20~30℃
 ③カビの養分となる皮脂や垢汚れ、食べ物のカスやホコリなどがあること

布団にカビが生える原因には、湿度が大きく関係しています。一般的に四季がある日本では、カビが繁殖しやすい条件が揃いやすいのは春から夏にかけてで、特に梅雨の時期は注意が必要になりますが、実は冬でも寝ている間の人の汗や体温によって、寝床内はカビが繁殖しやすい条件が揃ってしまいますので、一年中カビ対策は必要になります。

安心して気持ちよく眠るためには、日頃から「湿気を取り除き、カビが繁殖しにくい環境を整える」という対策が必要になります。

ご家庭で簡単にできるカビ対策の方法をいくつかご紹介させていただきますので、普段の寝具のお手入れにプラスしてできることがありましたら、ご参考にしていただけますと幸いです。

 

★天日干しする

天気の良い日には、できるだけ布団を天日干しして乾燥させ、湿気を取り除いてください。干す時間帯は、午前10時~午後3時頃(湿度の低い時間帯)の間で約2~3時間程度を目安に、全面に日が当たるように両面を干してください。

天日干しの際、専用の黒いカバーや黒ビニールをかけて干していただきますと、ダニ対策も一緒にできますので一石二鳥です。ダニは50℃以上で死滅しますので、専用の黒いカバーや黒ビニールをかけることにより、布団内部の温度が高くなりますので、多少はダニを死滅させる効果も期待できます。

 

★布団乾燥機を使う

日中お仕事の方や、体力的に布団干しが難しい方の場合は、ご家庭に布団乾燥機があれば、とても簡単にしっかり布団を乾燥させることができます。最近の布団乾燥機は布団やベッドを乾燥させるだけでなく、洗濯物や靴なども乾燥させることができる多機能タイプもあるようですので、ご家庭に一台あると便利かもしれません。

 

★除湿器やエアコンの除湿機能を使う

天気の悪い日が続いたり、日照時間の少ない冬の時期などは、除湿器や除湿機能つきのエアコンを利用して、外からの湿気がお部屋に入らないように窓や扉は閉め、掛ふとんは布団干しや椅子などに掛けて、敷ふとんは壁などに立てかけるようにして、布団の表裏を乾燥させるようにしてください。

 

★扇風機を使う

ご家庭に扇風機があれば、室内で掛ふとんは布団干しや椅子などに掛けて、敷ふとんは壁などに立てかけるようにして、扇風機の風を布団の表裏にまんべんなく当てるだけでも、かなり湿気を取り除くことができます。

 

★万年床にしない

室内外を問わず、布団干しが難しい場合も、布団を敷きっぱなしの万年床にするのだけはおやめください。特に敷ふとんやマットレスをフローリングの上に直接敷いてお使いの場合は、外気との温度差と寝床内の水蒸気(汗)によって寝具の底面が結露しやすくなりますので、カビも生えやすくなります。

なかなか布団干しができない時は、起きたら掛布団はめくったまま、敷布団は底面が表になるよう二つ折りにしておくのが良いでしょう。見た目は少々お行儀悪いように思われるかもしれませんが、ある程度は布団の中にこもった湿気を自然乾燥させることができます。その際、寝室の扉も開けたままにしておくと空気が循環するのでより効果的です。

 

★掃除機をかける

ホコリ・ダニのフンや死骸などもカビが繁殖する養分となりますので、布団を天日干ししたあと、またふとん乾燥機を使用したあとにも、布団の表裏にふとん専用ノズルを使い掃除機をかけて、ホコリ・ダニのフンや死骸を取り除いてください。その際、お部屋のおそうじも忘れずに。

※ご注意ください※
布団干しのあと、ふとん叩きを使用される場合は、布団の表面を軽く払う程度にしてください。ふとん叩きで布団を強くたたいてしまいますと、小さなホコリ・ダニのフンや死骸が布団内部の奥深いところまで入り込んでしまったり、ふとん生地や詰めものを傷める恐れがあります。

 

★布団カバーや敷きパッドはこまめに洗濯する

肌に直接触れる布団カバーや敷きパッドは、カビが繁殖する養分となる皮脂や垢汚れが付着しやすいので、できるだけこまめにお洗濯されることをおすすめいたします。

 

★「ふとんのクリーニング」を利用する

それでもまだ気になるようでしたら、是非一度「ふとんのクリーニング」をご利用されてみてはいかがでしょうか。

ふとんのクリーニングでは、ふとんを丸ごと水洗いし、中綿(わた)の奥まで入り込んだ汗や皮脂などの汚れ、またダニやホコリ・カビ菌などのアレルゲンを洗い流しますので、季節の変わり目のお手入れとしてや、定期的なメンテナンスとしておすすめです。

 

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花粉対策用の布団やカバーはある?

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Q:花粉対策用の布団やカバーはある?

A:花粉が付きにくい素材を使用した布団やカバーがございますが、時期により、取り扱い商品と在庫状況は変わりますので、ご興味がおありでしたら、ご入用の際にお近くの店舗まで直接お電話にてお問い合わせください。

 

花粉の粒子は目に見えないほど小さな粒で、知らない間にいろんなところから室内に侵入し、床や家具、布団などに付着します。

花粉対策として、花粉が付きにくい素材を使用した布団やカバーを使用していても、それだけでは花粉の付着を完全に防げるものではありません。

しっかりと花粉対策をするには、花粉が飛散する時期の屋外での布団干しは控えたり、花粉が付きにくい素材の布団やカバーを使用したりして、できるだけ花粉が布団に付着するのを防ぎながら、室内をこまめに掃除することが必要不可欠となります。

ご家庭で簡単にできる寝室や布団の花粉対策についていくつかご紹介させていただきますので、ご参考にしていただけますと幸いです。

 

★屋外での布団干しは控える

スギなどの花粉は風によって運ばれてきます。花粉が飛散する時期は屋外での布団干しをなるべく控えることで、大量の花粉が布団に付着するのを防ぎ、また寝室に入り込む花粉を圧倒的に減少させることができます。

屋外で布団干しが出来ない時は、屋内で布団乾燥機や除湿機能つきのエアコン等を使用したり、室内物干や椅子などを利用して、布団を乾燥させるようにすると良いでしょう。

どうしても布団を天日干しする必要がある場合は、花粉対策用の布団袋やシーツなどで布団全体を覆って干すなどの対策をして、できるだけ布団に花粉を付着させないようにしましょう。
 

★粘着クリーナーを使う

花粉が飛散する時期の屋外での布団干しは控えていても、花粉は気がつかないうちに衣服や手・顔・毛髪などに付着して持ち運ばれるため、その花粉が寝室に侵入し布団にも付着してしまうことがあります。

布団表面に付着した花粉については、花粉が舞い上がらないよう、コロコロタイプの粘着クリーナーを使って、布団表面を静かに撫でるようにして、花粉を取り除くようにすると良いと思います。

 

★お掃除用ウェットシートを使う

寝室の床や家具などに溜まった花粉は、お掃除用ウェットシートを使ったり、水で濡らして硬く絞った雑巾などで、こまめに拭き取るようにして取り除くのが良いでしょう。

いきなり掃除機をかけると花粉が舞いやすいので、まずはお掃除用ウェットシートなどで床や家具などに溜まった花粉を拭き取り、その後で掃除機をかけるようにすると、より効果的かと思われます。

 

★花粉対策向きの空気清浄機を使う

まずは掃除をこまめにすることが重要ですが、ご家庭に花粉対策向きの空気清浄機などがあれば、こちらもご使用されるとさらに良いでしょう。

 

★カバー・シーツ・パジャマはこまめに洗う

枕や布団のカバー・シーツ、パジャマはこまめに洗濯し、布団干しと同様、屋内干しにて乾かすことで花粉が付着するのを防ぎます。

枕や布団のカバー・シーツ、パジャマを洗濯の際には、柔軟剤のご使用をおすすめします。柔軟剤には衣類などの素材をやわらかく仕上げるだけでなく、静電気を防止する効果もあるようですので、枕や布団のカバー・シーツ、パジャマへの花粉の付着を抑制する効果が期待できます。

 

★花粉が付きにくい素材を使用した布団やカバーを選ぶ

近いうちに布団やカバーの買い替えのご予定がある場合は、花粉が付きにくい素材を使用した布団やカバーをお選びいただくのも花粉対策として良いと思います。

時期により、花粉が付きにくい素材を使用した布団やカバーの取り扱い商品と在庫状況は変わりますので、ご興味がありましたら、ご入用の際にお近くの店舗まで直接お電話にてお問い合わせください。

 

★「ふとんのクリーニング」を利用する

布団に付着した花粉について、それでもまだ気になるようでしたら、是非一度「ふとんのクリーニング」をご利用されてみてはいかがでしょうか。

ふとんのクリーニングでは、ふとんを丸ごと水洗いし、中綿(わた)の奥まで入り込んだ汗や皮脂などの汚れ、またダニやホコリ・カビ菌・花粉などのアレルゲンを洗い流しますので、季節の変わり目のお手入れとしてや、定期的なメンテナンスとしておすすめです。

 

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ベッドマットレスの湿気対策

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Q:マットレスを干さないベッドの場合、湿気対策はどうすればいいの?

A:寝室の窓や扉を開けて換気をしたり、除湿器や除湿機能つきのエアコンを使用することで、ある程度湿気を取り除くことができます。また除湿マットなども使用しますと、より効果的です。

 

人は寝ている間に『コップ1杯の汗をかく』といわれています。

マットレスを干さないベッドの場合、その汗を吸いこんだマットレスをそのままにしておいて良いものかと、心配される方も多いでしょう。

マットレスの素材や構造にもよりますが、湿気がたまると雑菌が繁殖して臭ったり、カビやダニの温床になってしまうこともありますので、やはりベッドの場合も湿気対策はしておいたほうが良いと思います。

毎日気持ちよく寝て、お気に入りのベッドを大切に長く使い続けるためには、日頃から「湿気を取り除く」というお手入れが必要です。

マットレス全般の「湿気を取り除く」いくつかの方法を下記にご紹介しておりますので、ご参考にしていただけましたら幸いです。

 

★窓を開けて換気する

お天気の良い日には、できるだけ寝室の窓(対角線上にある2ヶ所)を開けて、室内の空気を入れ替えてください。空気が入れ替わることにより、お部屋にたまっていた湿気も外へ出ていきます。

寝室の窓が1ヶ所しかない場合は、お部屋の扉を開けて、扇風機などを窓の外に向けて設置すると効果的です。

寝室に窓がない場合は、お部屋の扉を開けて廊下に扇風機など置き、お部屋の外に空気が流れるようにします。その際、換気扇も回しておくと、お部屋から流れてきた空気を効率的に家の外に出すことができます。

 

★除湿器やエアコンの除湿機能を使う

除湿器や除湿機能つきのエアコンがある場合は、晴雨に関係なく、また日中お仕事の方でも、簡単に湿気を取り除くことができます。除湿器や除湿機能つきのエアコンを使用する際は、外からの湿気が寝室に入らないように窓や扉は閉め、掛ふとんは椅子などに掛けて、できるだけベットマットレス全面に風が当たるようにしてください。

 

★除湿マットを使う

マットレスとベッドの間に除湿マットを敷いていただきますと、除湿マットが湿気を吸収してくれますので、マットレスの湿気対策になります。除湿マットは軽くて薄いシート状のものが多く、丸洗いができるタイプや、干し時が分かるセンサー付きタイプなど、種類が豊富で取扱いもしやすいため、是非おすすめです。

※マットレスの素材や構造によっては、マットレスとベットパットの間に除湿マットを敷くのが良い場合もあります。

 

★ボックスシーツやベッドパットを使用する

できるだけボックスシーツ(マットレス用シーツ)やベッドパットをご使用ください。さらに吸水速乾(吸汗速乾)の素材のものをお選びいただきますと、より効果が期待できると思います。

 

★起きたら布団をめくったままにする

除湿器や除湿機能つきのエアコンがなく、お仕事などで時間がない場合には、起きたら布団をめくったままにしておくのが良いでしょう。見た目は少々お行儀悪いように思われるかもしれませんが、ある程度はマットレスの中にこもった湿気を自然乾燥させることができます。その際、寝室の扉も開けたままにしておくと空気が循環するのでより効果的です。

 

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夏にたっぷり汗を吸い込んだ敷き布団のお手入れ

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Q:夏にたっぷりと汗を吸い込んだ敷き布団・・・布団って洗えるの?

A:中わたがポリエステルや綿などの一般的な敷き布団であれば、たいていクリーニング(丸洗い)が可能です。

 

毎日使う布団は、汗や皮脂(フケ・アカ)などによって、意外と汚れているものです。

また、その汚れを餌(えさ)として増殖するダニや細菌・雑菌の絶好の棲家(すみか)となってしまっていることもあるため、気になったら早目のクリーニング(丸洗い)をご検討されたほうが良いでしょう。

ふとんのクリーニングでは、ふとんを丸ごと水洗いし、中綿(わた)の奥まで入り込んだ汗や皮脂などの汚れ、またダニやホコリなどのアレルゲンを洗い流します。

布団干しやカバーのこまめな洗濯など、普段のお手入れに加え、季節の変わり目などに定期的なクリーニングをされますと、いつも清潔なおふとんで気持ちよく眠ることができます。

敷き布団について、普段のお手入れ方法と、クリーニング時期の目安についてご紹介いたしますので、ご参考にしていただけましたら幸いです。

 

★布団カバーや敷きパッドを使用する

敷き布団には、できるだけ布団カバーや敷きパッドをご使用ください。

布団カバーや敷きパッドをご使用いただくことで、敷き布団に汗や皮脂(フケ・アカ)汚れが直接付着するのを防止し、側生地を傷めにくくする効果もあります。

布団カバーや敷きパッドは、ご家庭で簡単に洗濯できるものがほとんどですので、特に夏場の汗をよくかく時期には、こまめに洗濯されることで、毎日気持ち良くおやすみいただけますし、結果的に敷き布団も長く快適にお使いいただくことができますので、是非おすすめです。

 

★天日干しする

天気の良い日には、できるだけ敷ふとんは天日干しして乾燥させ、湿気を取り除いてください。干す時間帯は、午前10時~午後3時頃(湿度の低い時間帯)の間で約2~3時間程度を目安に、全面に日が当たるように両面を干してください。

ウレタン素材の敷ふとんは、天日干しすると劣化する場合があり、クリーニングも出来ない場合がほとんどですので、直射日光の当たらない風通しの良い所で、W字型に立てるなどして、表裏をしっかり乾燥させるようにしてください。

 

★「ふとんのクリーニング」を利用する

ふとんのクリーニングは、ふとんを丸ごと水洗いし、中綿(わた)の奥まで入り込んだ汗や皮脂などの汚れ、またダニやホコリなどのアレルゲンを洗い流しますので、夏に汗をたっぷり吸い込んだ敷き布団のメンテナンスとして、とても有効です。

但し、ふとんにとっては丸洗いは負担が大きく、洗いすぎはふとんの寿命を縮めてしまう場合があることも事実です。

敷き布団のお手入れとして最適な方法は、普段から布団カバーや敷きパッドを使用し、布団カバーや敷きパッドをこまめに洗濯することと、適切な頻度と方法で天日干しを行うことに加えて、季節の変わり目やふとんの入れ替え時期などを目安に丸洗い(クリーニング)を行うようにすれば、いつも清潔なおふとんで気持ちよく眠ることができます。

◎「ふとんのクリーニング」について

 

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ふとんのカビ対策に効果的なもの

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Q:ふとんのカビ対策に効果的なもの

A:湿気を取り除き、清潔さを保つことが一番ですので、布団干しなど日頃のお手入れが重要になります。

 

毎日使う布団は、人の体温と汗などにより、カビが繁殖しやすい環境になりやすいため、できるだけ湿気を取り除いて、清潔さを保つことがカビ対策として有効です。

カビが繁殖しやすいといわれる条件
 ①湿度60%以上
 ②気温20~30℃
 ③カビの養分となる皮脂や垢汚れ、食べ物のカスやホコリなどがあること

布団にカビが生える原因には、湿度が大きく関係しています。一般的に四季がある日本では、カビが繁殖しやすい条件が揃いやすいのは春から夏にかけてで、特に梅雨の時期は注意が必要になりますが、実は冬でも寝ている間の人の汗や体温によって、寝床内はカビが繁殖しやすい条件が揃ってしまいますので、一年中カビ対策は必要になります。

安心して気持ちよく眠るためには、日頃から「湿気を取り除き、カビが繁殖しにくい環境を整える」という対策が必要になります。

ご家庭で簡単にできるカビ対策の方法をいくつかご紹介させていただきますので、普段の寝具のお手入れにプラスしてできることがありましたら、ご参考にしていただけますと幸いです。

 

★天日干しする

天気の良い日には、できるだけ布団を天日干しして乾燥させ、湿気を取り除いてください。干す時間帯は、午前10時~午後3時頃(湿度の低い時間帯)の間で約2~3時間程度を目安に、全面に日が当たるように両面を干してください。

天日干しの際、専用の黒いカバーや黒ビニールをかけて干していただきますと、ダニ対策も一緒にできますので一石二鳥です。ダニは50℃以上で死滅しますので、専用の黒いカバーや黒ビニールをかけることにより、布団内部の温度が高くなりますので、多少はダニを死滅させる効果も期待できます。

 

★布団乾燥機を使う

日中お仕事の方や、体力的に布団干しが難しい方の場合は、ご家庭に布団乾燥機があれば、とても簡単にしっかり布団を乾燥させることができます。最近の布団乾燥機は布団やベッドを乾燥させるだけでなく、洗濯物や靴なども乾燥させることができる多機能タイプもあるようですので、ご家庭に一台あると便利かもしれません。

 

★除湿器やエアコンの除湿機能を使う

天気の悪い日が続いたり、日照時間の少ない冬の時期などは、除湿器や除湿機能つきのエアコンを利用して、外からの湿気がお部屋に入らないように窓や扉は閉め、掛ふとんは布団干しや椅子などに掛けて、敷ふとんは壁などに立てかけるようにして、布団の表裏を乾燥させるようにしてください。

 

★扇風機を使う

ご家庭に扇風機があれば、室内で掛ふとんは布団干しや椅子などに掛けて、敷ふとんは壁などに立てかけるようにして、扇風機の風を布団の表裏にまんべんなく当てるだけでも、かなり湿気を取り除くことができます。

 

★万年床にしない

室内外を問わず、布団干しが難しい場合も、布団を敷きっぱなしの万年床にするのだけはおやめください。特に敷ふとんやマットレスをフローリングの上に直接敷いてお使いの場合は、外気との温度差と寝床内の水蒸気(汗)によって寝具の底面が結露しやすくなりますので、カビも生えやすくなります。

なかなか布団干しができない時は、起きたら掛布団はめくったまま、敷布団は底面が表になるよう二つ折りにしておくのが良いでしょう。見た目は少々お行儀悪いように思われるかもしれませんが、ある程度は布団の中にこもった湿気を自然乾燥させることができます。その際、寝室の扉も開けたままにしておくと空気が循環するのでより効果的です。

 

★掃除機をかける

ホコリ・ダニのフンや死骸などもカビが繁殖する養分となりますので、布団を天日干ししたあと、またふとん乾燥機を使用したあとにも、布団の表裏にふとん専用ノズルを使い掃除機をかけて、ホコリ・ダニのフンや死骸を取り除いてください。その際、お部屋のおそうじも忘れずに。

※ご注意ください※
布団干しのあと、ふとん叩きを使用される場合は、布団の表面を軽く払う程度にしてください。ふとん叩きで布団を強くたたいてしまいますと、小さなホコリ・ダニのフンや死骸が布団内部の奥深いところまで入り込んでしまったり、ふとん生地や詰めものを傷める恐れがあります。

 

★布団カバーや敷きパッドはこまめに洗濯する

肌に直接触れる布団カバーや敷きパッドは、カビが繁殖する養分となる皮脂や垢汚れが付着しやすいので、できるだけこまめにお洗濯されることをおすすめいたします。

 

★「ふとんのクリーニング」を利用する

それでもまだ気になるようでしたら、是非一度「ふとんのクリーニング」をご利用されてみてはいかがでしょうか。

ふとんのクリーニングでは、ふとんを丸ごと水洗いし、中綿(わた)の奥まで入り込んだ汗や皮脂などの汚れ、またダニやホコリ・カビ菌などのアレルゲンを洗い流しますので、季節の変わり目のお手入れとしてや、定期的なメンテナンスとしておすすめです。

 

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綿布団の打ち直しに適したタイミング

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Q:綿布団の打ち直しに適したタイミングは?

A:一般的には、「掛ふとんは5年・敷ふとんは3年」を目安に打ち直しするのが良いといわれています。しかし、お天気の良い日に干してもふっくらしないと感じたり、ジメジメ感がなかなか取り除けず重く感じるようになってきたりしたら、気になった時点で早目に打ち直しするのが良いでしょう。側生地が破れてしまった場合などは、そのまま使い続けず早急に打ち直しされることをおすすめします。

 

綿布団の打ち直しでは、長年の使用によって、ボリュームがなくなり硬くなってしまったお布団を一度解体し、わたをほぐしながらゴミや塵などを取り除いて、新品のようにふっくらと蘇らせ、新しい側生地に包み直してお布団を生まれ変わらせます。

一般的には、「掛ふとんは5年・敷ふとんは3年」を目安に打ち直しするのが良いといわれており、打ち直しすることにより、綿の寿命を長くしてお使いいただくことができます。

綿布団の打ち直しには約一ヶ月程度かかりますので、おふとんをあまり使わない夏~秋口頃までのタイミングで早目の打ち直しをしておかれますと、おふとんの衣替え後すぐにふっくら蘇った気持ちの良いお布団がお使いいただけますよ (^o^)/

※綿布団の打ち直しについては、お気軽にお近くの店舗までお電話またはご来店にてご相談ください。

 

★綿布団の打ち直しについて詳しくはこちら

 

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ふとんクリーニングのメリット

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Q:ふとんクリーニングのメリット

A:ふとんのクリーニングでは、ふとんを丸ごと水洗いし、中綿(わた)の奥まで入り込んだ汗や皮脂(フケ・アカ)などの汚れ、またダニやホコリなどのアレルゲンを洗い流します。

 

布団干しやカバーのこまめな洗濯など、普段のお手入れをしっかりと行っていても、長年使った布団の内側には、外側からは見えない布団内部に入り込んだ汗や皮脂などの汚れ、またダニやホコリなどのアレルゲンが蓄積されていて、意外と汚れていることがあります。

このような状態の布団は、単に汗や皮脂(フケ・アカ)で汚れているだけでなく、その汚れを餌(えさ)として増殖するダニや細菌・雑菌の絶好の棲家となってしまっている場合が多く、ダニや細菌・雑菌などのアレルゲンにより、喘息(ぜんそく)などを引き起こすこともありますので、早めの対処が必要です。

布団干しやカバーのこまめな洗濯など普段のお手入れに加え、季節の変わり目などに定期的なクリーニングをされますと、いつも清潔なおふとんで気持ちよく眠ることができます。

ふとんのクリーニングでは、布団を丸ごと水洗いしますので、布団からアレルゲンを洗い流し、ダニの餌(えさ)となるフケやアカといった汚れを洗い流すことで、ダニが住みにくい環境を作ります。

但し、ふとんにとっては丸洗いは負担が大きく、洗いすぎはふとんの寿命を縮めてしまう場合があることも事実です。

ですから普段ふとんにはカバーを付けて使用し、カバーをこまめに洗濯することと、適切な頻度と方法で日干しを行うことに加えて、季節の変わり目やふとんの入れ替え時期などを目安に丸洗い(クリーニング)を行うようにすれば、いつも清潔なおふとんで気持ちよく眠ることができます。

 

あなたのおふとんは大丈夫ですか?

数年使っていて下記に該当するものがあれば今すぐクリーニングが必要かもしれません。

  • ふとん生地(特に襟元部分など)が茶色く汚れてきている。
  • ワンルームマンションにお住いなど、寝室と日中の生活空間にしきりがない。
  • ペットを飼っている。
  • 汗っかきである。または汗っかきの家族と一緒のふとんを使っている。
  • 毎日ふとんの上げ下ろしをしてない。どちらかといえば万年床。
  • ふとんが湿っぽく重たい感じで、ふんわり感がなくなっている。
  • 湿気で敷き布団の裏面にカビが生えた。
  • あまりふとんを日に干す機会がない。
  • カバーを付けずにふとんを使っている。
  • ふとんが臭うと感じることがある。
  • 長年使っているが今まで一度もクリーニングをしたことがない。

上記にあてはまるものがあったり、気になることがありましたら、是非一度「ふとんのクリーニング」をご検討されてみてはいかがでしょうか。

 

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花粉対策にも枕メンテナンスのすすめ⁈

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Q:花粉対策にも枕メンテナンスのすすめ⁈

A:花粉は空気中に飛散しているため、無防備になりがちな顔回りや髪の毛には花粉が付着しやすく、そのため枕にも花粉が多く付着してしまっていることがありますので、定期的な枕メンテナンス(お手入れ)をおすすめします。

 

顔や髪の毛の表面には皮脂がありますので、手でサッと払っただけでは簡単には花粉は落としきれません。

顔回りや髪の毛に付着した花粉をしっかりと落とすためには、石鹸やシャンプーなどを使って皮脂ごと洗い流さなければなりませんが、花粉は空気中に飛散していますのでまたすぐに付着してしまい、花粉を完全に除去する事はなかなか難しいのが現実です。

枕に花粉がたくさん付着していると、寝ている間に花粉を吸い込みやすくなります。日々の洗顔やシャンプーに加え、花粉の飛散シーズンは枕カバーをこまめに洗濯するなど、できるだけ花粉が枕に付着するのを防ぐようにしましょう。

ご家庭で簡単にできる花粉対策の枕メンテナンス(お手入れ)ついていくつかご紹介させていただきますので、ご参考にしていただけますと幸いです。

 

★カバー・シーツ・パジャマはこまめに洗う

枕や布団のカバー・シーツ、パジャマはこまめに洗濯し、屋内干しにて乾かすことで花粉が付着するのを防ぎます。

枕や布団のカバー・シーツ、パジャマを洗濯の際には、柔軟剤のご使用をおすすめします。柔軟剤には衣類などの素材をやわらかく仕上げるだけでなく、静電気を防止する効果もあるようですので、枕や布団のカバー・シーツ、パジャマへの花粉の付着を抑制する効果が期待できます。

 

★洗える枕や花粉が付きにくい素材を使用した枕カバーを選ぶ

近いうちに枕や枕カバーの買い替えのご予定がある場合は、洗える枕や花粉が付きにくい素材を使用した布団やカバーをお選びいただくのも花粉対策として良いと思います。

時期により、洗える枕や花粉が付きにくい素材を使用した枕カバーの取り扱い商品と在庫状況は変わりますので、ご興味がありましたら、ご入用の際にお近くの店舗まで直接お電話にてお問い合わせください。

 

★屋外での枕干しは控える

スギなどの花粉は風によって運ばれてきます。花粉が飛散する時期は屋外での枕干しをなるべく控えることで、大量の花粉が枕に付着するのを防ぎます。

屋外で枕干しが出来ない時は、屋内で布団乾燥機や除湿機能つきのエアコン等を使用したり、室内物干や椅子などを利用して、枕を乾燥させる(湿気をとばす)ようにすると良いでしょう。

 

★粘着クリーナーを使う

花粉が飛散する時期の屋外での枕干しは控えていても、花粉は気がつかないうちに衣服や手・顔・毛髪などに付着して持ち運ばれるため、その花粉が寝室に侵入し布団や枕にも付着してしまうことがあります。

布団や枕表面に付着した花粉については、花粉が舞い上がらないよう、コロコロタイプの粘着クリーナーを使って、布団や枕の表面を静かに撫でるようにして、花粉を取り除くようにすると良いと思います。

 

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布団干しはどのくらいの頻度ですれば良い?

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Q:布団干しはどのくらいの頻度ですれば良い?

A:布団の種類や素材によって異なりますが、一般的には月に1~2度程度、お天気の良い日に日干しをしてください。綿わた布団の場合はこまめな日干しが必要です。

 

人は寝ている間にコップ約一杯分の汗をかくといわれています。その汗(蒸気)により、ふとんに湿気がこもるので、ふとんは日干しか、ふとん乾燥機などでよく乾燥させてください。

畳や床にふとんを敷いている場合は、基本的にふとんの上げ下ろしは毎日行ってください。ふとんの上げ下ろしをすることで、カビやダニの発生を防止できます。

ふとん干しに適した日は、お天気の良い乾燥した日です。干す時間帯は、午前10時~午後3時頃(湿度の低い時間帯)の間で約2~3時間程度を目安にしてください。長時間のふとん干しはNGです。逆にほこりが付着したり、ふとん生地が変色・変質・色褪せてしまう原因になります。

ご家庭で布団干しされる場合の注意点についていくつかご紹介させていただきますので、ご参考にしていただけますと幸いです。

 

★両面干す

布団干しでは、午前10時~午後3時頃までの間に、全面に日が当たるように、表と裏を均等に1~2時間位ずつ干してください。但し素材によっては、日光が苦手なものもありますので、品質・取り扱い表示をよく確認してください。

環境により日干しが難しい場合は、窓を開け放し、椅子などの上にかけて湿気を逃がすようにしてください。日中のお手入れが出来ない場合は、ふとん乾燥機などのご利用をおすすめします。

※布団の種類・素材別の干し方について詳しくはこちら

 

★カバーやシーツで覆う

直射日光の紫外線から、ふとん生地の傷みを防ぐため、カバーやシーツは掛けたまま干してください。

 

★ふとん叩き等で強くたたかない

ふとん叩き等で強くたたかないでください。強くたたくと、ふとん生地や詰めものを傷める恐れがあります。

ふとん表面のホコリを軽く払う程度にしてください。それでもホコリが気になる場合は、ふとんの表面にふとん専用ノズルを使い掃除機をかけて取り除いてください。

 

★「ふとんの除菌&消臭サービス」を利用する

適切な頻度と方法で布団干しをしていても、まだ何となく布団の湿気が気になるようでしたら、是非一度「ふとんの除菌&消臭サービス」をご利用されてみてはいかがでしょうか。

 

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クリーニングできる布団できない布団

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Q:クリーニングできる布団できない布団

A:一般的な羽毛布団・合繊布団・綿布団などは大抵クリーニングできますが、ふとんの種類によっては、クリーニングができないものがあります。また、ご使用による布団の側生地の傷みや汚れの種類・状態によっても、クリーニングができないことがあります。

 

ふとんのつゆきの「ふとんのクリーニング」をご利用の場合

まず下記にて、お手持ちの布団が洗えるものか・洗えないものかを確認してみてください。
(※布団に使用されている素材は、布団に縫い付けられている品質表示ラベルに記載されています。)

洗える布団 羽毛 ※ノンキルトは洗えません。
羊毛 ※ムートンは洗えません。 ※若干縮みますので予めご了承ください。
綿 ※とじ糸がない、破れがある、側生地に弱り・へたりがある場合は洗えません。
ポリエステル ※高密度の生地で縫製された敷ふとんは洗えません。 ・ミクロガード(帝人)・ダニゼロック(ヤマセイ)・クリニックふとん(カービックジャパン) など。
ウレタン ※低反発は洗えません。
アクリル

※洗える素材同士の混合は洗えます。(例、羊毛50%・ポリエステル50%など) ※但し、羽毛と他素材の混合は洗えません。

洗えない布団 シルク ※洗うと縮みが激しく、固くなります。
ムートン ※洗うと風合いが損なわれる恐れがあります。
ノンキルト羽毛ふとん ※洗うと確実に接着剤がはがれます。
そば殻枕
座布団
低反発ウレタン

※店頭でお預かりしたものでも工場での検品で洗えないと判断される場合もあります。予めご了承ください。

〈ご注意事項〉
  • 側生地やとじ糸の色落ちが発生する場合があります。また色落ちが移る場合があります。
  • 側生地の傷みが進んでいるものは、丸洗いすると破れてしまう場合があります。また、ほつれ・穴などは拡がる場合があります。
  • 側生地の汚れが落ちない場合があります。またカビの菌は死滅しますが、黒いシミは残ります。
  • 中わたの状態によってはふくらみが出ない場合もございます。
  • 羊毛や羽毛は、洗浄後本来の動物臭が発生する場合があります。
  • 商品によっては縮みが発生する場合があります。特に羊毛ふとんやベットパッドは縮みやすくなります。

※ご自身での判断が難しい場合や、ご不明点については、お気軽にお近くの店舗までお電話またはご来店にてお問い合わせください。

 

★ふとんのクリーニングについて詳しくはこちら

 

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湿気が多い時期の布団の干し方・しまい方

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Q:湿気が多い時期の布団の干し方は?しまい方は?

A:布団乾燥機やエアコンの除湿機能を使用して室内で布団を乾燥させるようにし、押入れやクローゼットに布団をしまう時はすのこマットを下に敷いたり除湿剤を使用するなどして、除湿対策をしっかりと行いましょう。

 

人は寝ている間に『コップ1杯の汗をかく』といわれています。

その汗を吸いこんだ布団を干さずにそのままにしておくと、布団に湿気がたまって雑菌が繁殖して臭ったり、カビやダニの温床になってしまいます。

そのようになってしまっては体に悪影響が及ぶ場合がありますし、布団の寿命も縮めてしまうことにもなります。

毎日気持ちよく寝て、布団を大切に長く使い続けるためには、日頃から「湿気を取り除く」というお手入れが欠かせません。

しかし、梅雨時期などは晴れ間が少なく湿度も高いため、なかなか布団を天日干しすることもできないので、どうしたら「湿気を取り除く」ことができるのか、その方法についてよくお問い合わせをいただきます。

布団の「湿気を取り除く」いくつかの方法を下記にご紹介しておりますので、ご参考にしていただけましたら幸いです。

 

★布団乾燥機を使う

布団乾燥機があれば、とても簡単にしっかり布団を乾燥させることができます。最近の布団乾燥機は布団やベッドを乾燥させるだけでなく、洗濯物や靴なども乾燥させることができる多機能タイプもあるようですので、ご家庭に一台あると便利かもしれません。

 

★除湿器やエアコンの除湿機能を使う

除湿器や除湿機能つきのエアコンがある場合は、外からの湿気がお部屋に入らないように窓や扉は閉め、掛ふとんは布団干しや椅子などに掛けて、敷ふとんは壁などに立てかけるようにして、布団の表裏を乾燥させるようにしてください。

 

★扇風機を使う

布団乾燥機も除湿器・除湿機能つきのエアコンもないという場合には、掛ふとんは布団干しや椅子などに掛けて、敷ふとんは壁などに立てかけるようにして、扇風機の風を布団の表裏にまんべんなく当てるだけでも、かなり湿気を取り除くことができます。

 

★起きたら布団をめくったままにする

布団乾燥機がなく、お部屋が狭くて室内干しも難しいという場合や、お仕事などで時間がない場合には、起きたら布団をめくったままにしておくのが良いでしょう。見た目は少々お行儀悪いように思われるかもしれませんが、ある程度は布団の中にこもった湿気を自然乾燥させることができます。その際、寝室の扉も開けたままにしておくと空気が循環するのでより効果的です。

 

★「ふとんの除菌&消臭サービス」を利用する

それでもまだ布団の湿気が気になるようでしたら、是非一度「ふとんの除菌&消臭サービス」をご利用されてみてはいかがでしょうか。

 

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