ふとんのつゆき

ふとんのカビ対策に効果的なもの

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Q:ふとんのカビ対策に効果的なもの

A:湿気を取り除き、清潔さを保つことが一番ですので、布団干しなど日頃のお手入れが重要になります。

 

毎日使う布団は、人の体温と汗などにより、カビが繁殖しやすい環境になりやすいため、できるだけ湿気を取り除いて、清潔さを保つことがカビ対策として有効です。

カビが繁殖しやすいといわれる条件
 ①湿度60%以上
 ②気温20~30℃
 ③カビの養分となる皮脂や垢汚れ、食べ物のカスやホコリなどがあること

布団にカビが生える原因には、湿度が大きく関係しています。一般的に四季がある日本では、カビが繁殖しやすい条件が揃いやすいのは春から夏にかけてで、特に梅雨の時期は注意が必要になりますが、実は冬でも寝ている間の人の汗や体温によって、寝床内はカビが繁殖しやすい条件が揃ってしまいますので、一年中カビ対策は必要になります。

安心して気持ちよく眠るためには、日頃から「湿気を取り除き、カビが繁殖しにくい環境を整える」という対策が必要になります。

ご家庭で簡単にできるカビ対策の方法をいくつかご紹介させていただきますので、普段の寝具のお手入れにプラスしてできることがありましたら、ご参考にしていただけますと幸いです。

 

★天日干しする

天気の良い日には、できるだけ布団を天日干しして乾燥させ、湿気を取り除いてください。干す時間帯は、午前10時~午後3時頃(湿度の低い時間帯)の間で約2~3時間程度を目安に、全面に日が当たるように両面を干してください。

天日干しの際、専用の黒いカバーや黒ビニールをかけて干していただきますと、ダニ対策も一緒にできますので一石二鳥です。ダニは50℃以上で死滅しますので、専用の黒いカバーや黒ビニールをかけることにより、布団内部の温度が高くなりますので、多少はダニを死滅させる効果も期待できます。

 

★布団乾燥機を使う

日中お仕事の方や、体力的に布団干しが難しい方の場合は、ご家庭に布団乾燥機があれば、とても簡単にしっかり布団を乾燥させることができます。最近の布団乾燥機は布団やベッドを乾燥させるだけでなく、洗濯物や靴なども乾燥させることができる多機能タイプもあるようですので、ご家庭に一台あると便利かもしれません。

 

★除湿器やエアコンの除湿機能を使う

天気の悪い日が続いたり、日照時間の少ない冬の時期などは、除湿器や除湿機能つきのエアコンを利用して、外からの湿気がお部屋に入らないように窓や扉は閉め、掛ふとんは布団干しや椅子などに掛けて、敷ふとんは壁などに立てかけるようにして、布団の表裏を乾燥させるようにしてください。

 

★扇風機を使う

ご家庭に扇風機があれば、室内で掛ふとんは布団干しや椅子などに掛けて、敷ふとんは壁などに立てかけるようにして、扇風機の風を布団の表裏にまんべんなく当てるだけでも、かなり湿気を取り除くことができます。

 

★万年床にしない

室内外を問わず、布団干しが難しい場合も、布団を敷きっぱなしの万年床にするのだけはおやめください。特に敷ふとんやマットレスをフローリングの上に直接敷いてお使いの場合は、外気との温度差と寝床内の水蒸気(汗)によって寝具の底面が結露しやすくなりますので、カビも生えやすくなります。

なかなか布団干しができない時は、起きたら掛布団はめくったまま、敷布団は底面が表になるよう二つ折りにしておくのが良いでしょう。見た目は少々お行儀悪いように思われるかもしれませんが、ある程度は布団の中にこもった湿気を自然乾燥させることができます。その際、寝室の扉も開けたままにしておくと空気が循環するのでより効果的です。

 

★掃除機をかける

ホコリ・ダニのフンや死骸などもカビが繁殖する養分となりますので、布団を天日干ししたあと、またふとん乾燥機を使用したあとにも、布団の表裏にふとん専用ノズルを使い掃除機をかけて、ホコリ・ダニのフンや死骸を取り除いてください。その際、お部屋のおそうじも忘れずに。

※ご注意ください※
布団干しのあと、ふとん叩きを使用される場合は、布団の表面を軽く払う程度にしてください。ふとん叩きで布団を強くたたいてしまいますと、小さなホコリ・ダニのフンや死骸が布団内部の奥深いところまで入り込んでしまったり、ふとん生地や詰めものを傷める恐れがあります。

 

★布団カバーや敷きパッドはこまめに洗濯する

肌に直接触れる布団カバーや敷きパッドは、カビが繁殖する養分となる皮脂や垢汚れが付着しやすいので、できるだけこまめにお洗濯されることをおすすめいたします。

 

★「ふとんのクリーニング」を利用する

それでもまだ気になるようでしたら、是非一度「ふとんのクリーニング」をご利用されてみてはいかがでしょうか。

ふとんのクリーニングでは、ふとんを丸ごと水洗いし、中綿(わた)の奥まで入り込んだ汗や皮脂などの汚れ、またダニやホコリ・カビ菌などのアレルゲンを洗い流しますので、季節の変わり目のお手入れとしてや、定期的なメンテナンスとしておすすめです。

 

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