2025年6月16日
人は寝ている間にコップ1杯の汗をかくといわれています。この汗に含まれる皮脂汚れなどは、カビが大好物の栄養源です。カビが繁殖しやすいのは「気温20~30℃」と「湿度60%以上」、そして「皮脂や垢汚れ、食べ物のカスやホコリなど」が揃った時で、特に高温・多湿になる梅雨時期から夏にかけては、カビにとって絶好の繁殖環境になりやすいため、その条件をできるだけ作らないことが、カビからふとんを守る最大のポイントになります。
そこで、カビからふとんを守る方法として重要なのが、「①カビの栄養源を絶つ」「②湿気を取り除く」ということです。日々のちょっとした工夫で、清潔で快適な睡眠環境を保ちましょう。
■カビからふとんを守るためのお手入れ方法
1. カビの栄養源を絶つ
●シーツやカバーをこまめに洗濯する
汗や皮脂はカビの大好物。週に一度はシーツやカバーを交換し、清潔を保ちましょう。
●寝室をこまめに掃除する
床やふとん周りのホコリ、髪の毛などもカビの栄養源です。掃除機をかける習慣をつけましょう。
2. 湿気を取り除く
●ふとん乾燥機を使う
手軽にふとんの湿気を飛ばせます。特に外に干せない日には大活躍です。
●除湿器やエアコンの除湿機能を使う
ふとんや敷ふとんを立てかけるなどして、まんべんなく乾燥させると効果的です。
●扇風機を使う
ふとんの表裏に風を当てるだけでも、かなりの湿気を取り除くことができます。
●ふとんを毎日上げる
朝起きたらふとんを畳んだり、立てかけたりして風を通しましょう。
●すのこや除湿シートを活用する
敷きふとんの下に敷くことで、床からの湿気を防ぎ、カビの発生を抑えます。
カビからふとんを守り、ご自身と大切な人の健康を守るためには、日頃のお手入れが重要です。さらに、定期的に「つゆきの除菌消臭サービス」を利用したり、適切なタイミングで内側から汚れをきれいに洗い流す「ふとんクリーニング」を利用すると、より清潔で快適な睡眠環境が保てます。
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