Q:花粉対策にも枕メンテナンスのすすめ⁈
A:花粉は空気中に飛散しているため、無防備になりがちな顔回りや髪の毛には花粉が付着しやすく、そのため枕にも花粉が多く付着してしまっていることがありますので、定期的な枕メンテナンス(お手入れ)をおすすめします。
顔や髪の毛の表面には皮脂がありますので、手でサッと払っただけでは簡単には花粉は落としきれません。
顔回りや髪の毛に付着した花粉をしっかりと落とすためには、石鹸やシャンプーなどを使って皮脂ごと洗い流さなければなりませんが、花粉は空気中に飛散していますのでまたすぐに付着してしまい、花粉を完全に除去する事はなかなか難しいのが現実です。
枕に花粉がたくさん付着していると、寝ている間に花粉を吸い込みやすくなります。日々の洗顔やシャンプーに加え、花粉の飛散シーズンは枕カバーをこまめに洗濯するなど、できるだけ花粉が枕に付着するのを防ぐようにしましょう。
ご家庭で簡単にできる花粉対策の枕メンテナンス(お手入れ)ついていくつかご紹介させていただきますので、ご参考にしていただけますと幸いです。
★カバー・シーツ・パジャマはこまめに洗う
枕や布団のカバー・シーツ、パジャマはこまめに洗濯し、屋内干しにて乾かすことで花粉が付着するのを防ぎます。
枕や布団のカバー・シーツ、パジャマを洗濯の際には、柔軟剤のご使用をおすすめします。柔軟剤には衣類などの素材をやわらかく仕上げるだけでなく、静電気を防止する効果もあるようですので、枕や布団のカバー・シーツ、パジャマへの花粉の付着を抑制する効果が期待できます。
★洗える枕や花粉が付きにくい素材を使用した枕カバーを選ぶ
近いうちに枕や枕カバーの買い替えのご予定がある場合は、洗える枕や花粉が付きにくい素材を使用した布団やカバーをお選びいただくのも花粉対策として良いと思います。
時期により、洗える枕や花粉が付きにくい素材を使用した枕カバーの取り扱い商品と在庫状況は変わりますので、ご興味がありましたら、ご入用の際にお近くの店舗まで直接お電話にてお問い合わせください。
★屋外での枕干しは控える
スギなどの花粉は風によって運ばれてきます。花粉が飛散する時期は屋外での枕干しをなるべく控えることで、大量の花粉が枕に付着するのを防ぎます。
屋外で枕干しが出来ない時は、屋内で布団乾燥機や除湿機能つきのエアコン等を使用したり、室内物干や椅子などを利用して、枕を乾燥させる(湿気をとばす)ようにすると良いでしょう。
★粘着クリーナーを使う
花粉が飛散する時期の屋外での枕干しは控えていても、花粉は気がつかないうちに衣服や手・顔・毛髪などに付着して持ち運ばれるため、その花粉が寝室に侵入し布団や枕にも付着してしまうことがあります。
布団や枕表面に付着した花粉については、花粉が舞い上がらないよう、コロコロタイプの粘着クリーナーを使って、布団や枕の表面を静かに撫でるようにして、花粉を取り除くようにすると良いと思います。
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