ふとんのつゆき

ベッドじゃないと毎日ふとんの上げ下ろしをしないとダメ?

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Q:ベッドじゃないと毎日ふとんの上げ下ろしをしないとダメ?

A:畳やフローリングの上に直接ふとんを敷いている場合は、基本的にふとんの上げ下ろしは毎日行ってください。ふとんの上げ下ろしをすることで、カビやダニの発生を防止できます。

 

敷ふとんやマットレスを畳やフローリングの上に直接敷いてお使いの場合は、外気との温度差と寝床内の水蒸気(汗)によって寝具の底面が結露しやすくなるため、カビが生えやすくなります。特に、布団を敷きっぱなしの万年床にすることはおやめください。

冬の寒い時期、窓ガラスに付着する水滴をイメージしてみてください。
あの水滴は、屋外と屋内の温度差と空気中の水蒸気によって起こる現象で「結露」です。

敷ふとんやマットレスを畳やフローリングの上に直接敷いて使う場合にも、これと同じ現象が起こります。

人は寝ている間に『コップ1杯の汗をかく』といわれています。

寝ている間、人の体温と汗によって、寝床内は冬の屋内と同じような状況になりますので、敷ふとん・マットレスの底面には結露が発生します。特に敷ふとんやマットレスをフローリングの上に直接敷いて使っている場合、起きた時に敷ふとん・マットレスの底面がびしょびしょに濡れていて、驚いたことがある方も多いことでしょう。

敷ふとんやマットレスをフローリングの上に直接敷いて使う場合は、寝床内の水蒸気(汗)の逃げ場がないため、どうしても敷ふとんやマットレスの底面が結露しやすくなります。そして、この結露は放置しておくと、布団にカビが生える原因になります。

安心して気持ちよく眠るためには、日頃から「結露対策をして、湿気を取り除く」ということが必要になります。

ご家庭で簡単にできる結露対策と湿気を取り除く方法をいくつかご紹介させていただきますので、普段の寝具のお手入れにプラスできることがありましたら、ご参考にしていただけますと幸いです。

 

★すのこマットや除湿マットを使う

敷ふとんやマットレスと畳・フローリングの間に、すのこマットや除湿マットを敷いて就寝いただきますと、かなり結露が軽減できます。除湿マットは軽くて薄いシート状のものが多く、丸洗いができるタイプや、干し時が分かるセンサー付きタイプなど、種類が豊富で取扱いもしやすいため、是非おすすめです。

 

★布団カバーや敷きパッドを使用する

ふとんの湿気対策としても、できるだけ布団カバーや敷きパッドをご使用ください。さらに吸水速乾(吸汗速乾)の素材のものをお選びいただきますと、より効果が期待できると思います。

また、肌に直接触れる布団カバーや敷きパッドは、カビが繁殖する養分となる皮脂や垢汚れが付着しやすいので、できるだけこまめにお洗濯されることをおすすめいたします。

 

★天日干しする

天気の良い日には、できるだけ敷ふとんは天日干しして乾燥させ、湿気を取り除いてください。干す時間帯は、午前10時~午後3時頃(湿度の低い時間帯)の間で約2~3時間程度を目安に、全面に日が当たるように両面を干してください。

ウレタン素材の敷ふとんやマットレスは、天日干しすると劣化する場合がありますので、直射日光の当たらない風通しの良い所で、W字型に立てるなどして、表裏をしっかり乾燥させるようにしてください。

 

★万年床にしない

室内外を問わず、布団干しが難しい場合も、布団を敷きっぱなしの万年床にするのだけはおやめください。敷ふとんやマットレスの底面が結露したまま放置しますと、カビが生える原因となり、体に悪影響がおよぶ場合がありますし、布団の寿命も縮めてしまいます。

できるだけ毎日、布団の上げ下ろしをしていただくことが望ましいですが、難しい場合は、起きたら掛布団はめくったまま、敷布団は底面が表になるよう二つ折りにしておくのが良いでしょう。見た目は少々お行儀悪いように思われるかもしれませんが、ある程度は布団の中にこもった湿気を自然乾燥させることができます。その際、寝室の扉も開けたままにしておくと空気が循環するのでより効果的です。

 

★「ふとんの除菌&消臭サービス」を利用する

それでもまだ布団の湿気が気になるようでしたら、是非一度「ふとんの除菌&消臭サービス」をご利用されてみてはいかがでしょうか。

 

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