Q:寝室や布団の花粉を取り除く方法は?
A:花粉が飛散する時期の屋外での布団干しはなるべく控えるようにし、寝室はこまめに掃除するようにしましょう。さらに花粉対策向きの空気清浄機などがあれば、室内の掃除とあわせて使用するとより効果的かもしれません。
花粉の粒子は目に見えないほど小さな粒で、知らない間にいろんなところから室内に侵入し、床や家具、布団などに付着します。
特に花粉症の症状がある場合や気になる場合は、花粉が飛散する時期の屋外での布団干しは控えたり、花粉が付きにくい布団カバーを使用するなど、できるだけ花粉が布団に付着するのを防ぐ対策が必要になります。
しかし花粉が飛散する時期の布団干しは全くしないというのにも問題がありますので、屋内で布団乾燥機や除湿機能つきのエアコン等を使用したり、室内物干や椅子などを利用して出来るだけ布団は乾燥させるようにしましょう。
花粉が飛散する時期の屋外での布団干しは控え、その代わり屋内で布団乾燥機や除湿機能つきのエアコン等を使用したり、室内物干や椅子などを利用して出来るだけ布団は乾燥させるようにしながら、こまめな掃除と花粉対策向きの空気清浄機などを使用すると、寝室や布団の花粉はかなり取り除くことができます。
ご家庭で簡単にできる寝室や布団の花粉を取り除く方法をいくつかご紹介させていただきますので、ご参考にしていただけますと幸いです。
★屋外での布団干しは控える
スギなどの花粉は風によって運ばれてきます。花粉が飛散する時期は屋外での布団干しをなるべく控えることで、大量の花粉が布団に付着するのを防ぎ、また寝室に入り込む花粉を圧倒的に減少させることができます。
屋外で布団干しが出来ない時は、屋内で布団乾燥機や除湿機能つきのエアコン等を使用したり、室内物干や椅子などを利用して、布団を乾燥させるようにすると良いでしょう。
どうしても布団を天日干しする必要がある場合は、花粉対策用の布団袋やシーツなどで布団全体を覆って干すなどの対策をして、できるだけ布団に花粉を付着させないようにしましょう。
★粘着クリーナーを使う
花粉が飛散する時期の屋外での布団干しは控えていても、花粉は気がつかないうちに衣服や手・顔・毛髪などに付着して持ち運ばれるため、その花粉が寝室に侵入し布団にも付着してしまうことがあります。
布団表面に付着した花粉については、花粉が舞い上がらないよう、コロコロタイプの粘着クリーナーを使って、布団表面を静かに撫でるようにして、花粉を取り除くようにすると良いと思います。
★お掃除用ウェットシートを使う
寝室の床や家具などに溜まった花粉は、お掃除用ウェットシートを使ったり、水で濡らして硬く絞った雑巾などで、こまめに拭き取るようにして取り除くのが良いでしょう。
いきなり掃除機をかけると花粉が舞いやすいので、まずはお掃除用ウェットシートなどで床や家具などに溜まった花粉を拭き取り、その後で掃除機をかけるようにすると、より効果的かと思われます。
★花粉対策向きの空気清浄機を使う
まずは掃除をこまめにすることが重要ですが、ご家庭に花粉対策向きの空気清浄機などがあれば、こちらもご使用されるとさらに良いでしょう。
★カバー・シーツ・パジャマはこまめに洗う
枕や布団のカバー・シーツ、パジャマはこまめに洗濯し、布団干しと同様、屋内干しにて乾かすことで花粉が付着するのを防ぎます。
枕や布団のカバー・シーツ、パジャマを洗濯の際には、柔軟剤のご使用をおすすめします。柔軟剤には衣類などの素材をやわらかく仕上げるだけでなく、静電気を防止する効果もあるようですので、枕や布団のカバー・シーツ、パジャマへの花粉の付着を抑制する効果が期待できます。
★花粉が付きにくい素材を使用した布団やカバーを選ぶ
近いうちに布団やカバーの買い替えのご予定がある場合は、花粉が付きにくい素材を使用した布団やカバーをお選びいただくのも花粉対策として良いと思います。
時期により、花粉が付きにくい素材を使用した布団やカバーの取り扱い商品と在庫状況は変わりますので、ご興味がおありでしたら、ご入用の際にお近くの店舗まで直接お電話にてお問い合わせください。
★「ふとんのクリーニング」を利用する
布団に付着した花粉について、それでもまだ気になるようでしたら、是非一度「ふとんのクリーニング」をご利用されてみてはいかがでしょうか。
ふとんのクリーニングでは、ふとんを丸ごと水洗いし、中綿(わた)の奥まで入り込んだ汗や皮脂などの汚れ、またダニやホコリ・カビ菌・花粉などのアレルゲンを洗い流しますので、季節の変わり目のお手入れとしてや、定期的なメンテナンスとしておすすめです。
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